AIセマンティック検索は、国指定やリーガルステータスなどのフィルター条件と併用して検索することができます。国指定やリーガルステータスなどのフィルター条件による母集団の件数によって、検索の挙動が異なりますのでご注意ください。
検索母集団が30万件以下のフィルター条件とAIセマンティック検索を併用した場合
フィルター母集団(緑)内で、AIセマンティック検索を実行して上位1万件の検索結果母集団(青)を得ます。
フィルター母集団(緑)が1万件~30万件の場合には、検索結果母集団(青)は設定件数(1万件)となります。
フィルター母集団が1万件以下(例:3500件)の場合は全件(3500件)が検索結果に表示されます。
検索母集団が30万件を超えるフィルター条件とAIセマンティック検索を併用した場合(2024年3月1日以降)
フィルター母集団(緑)とAIセマンティック母集団(青)をAND演算して、検索結果母集団(紫)を得ます。
検索結果母集団(紫)の件数が設定件数(1万件)に満たない場合、設定件数(1万件)になるまでAIセマンティック検索母集団(青)を動的に拡張します。
そのため、原則、検索結果母集団は設定件数(1万件)を得ることができます。
仕様変更前(2024年3月1日以前)の挙動に変更したい場合
セマンティック検索オプションの検索クラスター数を「-1」から「30」に変更することで、仕様変更前の挙動に変更することができます。
検索クラスター数が「-1」の場合は、設定件数(1万件)になるまで検索クラスターを最大50まで拡張して検索します。検索する検索クラスター数を拡張するため、類似度の低い特許が検索結果に含まれる可能性があります。
ノイズとなりうる類似度の低い特許を除外したい場合は、設定件数を少なくするか、「スコア/ラベルフィルター」でスコア(類似度)の閾値を設定して検索を実行することができます。
検索クラスター数を「30」に設定した場合は、設定件数に満たない場合でも、指定された検索クラスター数の範囲で類似特許を検索します。
(仕様変更前)検索母集団が30万件を超えるフィルター条件とAIセマンティック検索を併用した場合(2024年3月1日以前)
フィルター母集団(緑)とAIセマンティック母集団(青)をAND演算して、検索結果母集団(紫)を得ます。
検索結果母集団(紫)の重なりが小さい場合、検索結果が設定件数(デフォルト1万件)にならないことがあります。