パテントマップで「技術動向」を可視化するには、分析対象となる母集合を、特許分類やキーワードを組み合わせて作成する必要があり、特許検索に不慣れな方にとってはハードルの高いものとなっていました。PatentfieldのAIセマンティック検索機能を利用することで、検索式を作成することなく、簡単な操作で母集合を作成することができます。
今回は、特定の市場における技術分野を対象にパテントマップを作成して、その市場の参入企業、共同開発関係、重要特許の把握、各企業の注力開発分野などを可視化する方法について解説しています。
【可視化・分析内容の一例】
・出願件数の推移(製品市場への注力度)
・出願人ランキング(製品市場に注力している企業の特定)
・共同出願人の特定(製品市場における企業グループの特定)
・各企業の出願分野(製品市場における注力分野の把握)
・AI分類予測によるマッピング(各企業がどのような課題に基づいて開発しているかの把握)
【対象者】
・開発者、商品企画担当者、商品マーケティング担当者、知的財産部門関係者
0:00 AI検索による分析母集団の作成
4:50 IPCサブクラス「バーチャート」/母集団の特許分類を把握
5:44 出願年「時系列チャート」/出願推移(市場が伸びているか)を把握
6:25 出願人「バーチャート」/市場の参加プレイヤーを把握
6:49 出願人「共起ネットワーク」/各プレイヤーの企業ネットワークを把握
7:52 出願人×出願年「ヒートマップ」/各プレイヤーの出願動向を把握
9:04 出願人×Fターム「ヒートマップ」/各プレイヤーの注力技術領域を把握
9:35 ユーザーが任意に選択したFタームをマップに表示する方法
12:06 名寄せ辞書の解説
14:26 PFスコアの解説
16:16 出願人「散布図」/PFスコアによる各企業ポートフォリオの質的分析