特徴キーワードを利用した特定2社間の強み・弱みの分析

特徴キーワードを利用した特定2社間の強み・弱みの分析

Patentfieldの機能のひとつである特徴キーワードは、各公報内のテキストから特徴的なキーワードを抽出して表示等ができます。
この特徴キーワードを利用した特定2社間の強味・弱みの分析手法について解説します。

1.分析したい2社の出願人名で検索を実行します。

今回の事例では、京都大学と大阪大学で検索します。


2.マップの集計項目で「特徴キーワード」を選択します。

対象特徴量は、公報の明細書/要約/特許請求の範囲のうち、どの部分から特徴キーワードを抽出するか指定できます。選択可能な、対象特徴量はこちらをご参照ください。


3.マップのクロス集計項目で「出願人」を選択します。



4.マップの種類で「コンパラマップ」を選択します。



5.マップのアイコン「⇔」をクリックして、軸を入れ替えます。



6.「集計条件を設定」の「出願人」タブで、集計対象から比較したい2社を選択します。



7.「集計条件を設定」の「特徴キーワード」タブで、上位件数を指定します。

今回の事例では、上位30件と指定しています。
*集計対象から任意のキーワードを選択して、マップに表示させることもできます。


8.特徴キーワードによる2社間の分析マップが表示されます。

マップ上の数値は、各特徴キーワードの出現回数を示します。
「IPS細胞」というワードでは、京都大学の出願母集団には329回登場し、大阪大学の出願母集団には135回登場していることを示します。

このマップにより、2社において共通的に利用されるキーワードは、両者において研究開発が行われている(特許出願している)技術分野であることを示し、
バーの長さ(キーワードの出現回数)は、注力度(どれだけその技術分野に投資して特許出願しているか)を示している言えます。

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