PFレポートは、複数グラフを一画面に同時表示することができ、より効率的に多角的な特許分析ができます。
標準機能では、プリセットチャートを最大2つまで選択できます。ユーザーチャートはご利用いただけません。
プリセットチャートを2つ以上表示したい場合、ユーザーチャートを使用した場合は、別途
PFレポートオプションの契約が必要です。
活用シーン
シーン1:特許分析業務の効率化
これまでの課題:特許分析にはまずマップを作成する必要があり、分析をするためのマップ作成に時間がとられていました。
プリセットチャートにより、マップ作成工数をなくし、検索母集団を瞬時に分析することができ、特許分析業務を効率化することができます。
ユーザーチャートでは、ユーザーがカスタマイズしたマップを呼び出すことが可能で、社内での様々な分析ニーズに対応することができます。
シーン2:内部教育・トレーニング
これまでの課題:特許分析には専門的な知識が必要で、分析のハードルが高く、社内でも一部の担当者しか行っていませんでした。
特許分析に不慣れな社員や新入社員の教育にプリセットチャートを使用し、基本的な特許分析の方法や、特許の役割を理解させるための教材として活用できます。
シーン3:特許の定期調査(SDI)の可視化
これまでの課題:特許の定期調査(SDI)は、自社事業に関連する特許情報をいち早くキャッチアップして関係部署に共有することができますが、読んでもらえずに形骸化していることがあります。
SDIの結果をグラフで可視化することで、特定の技術領域や競合企業の最新動向、新規参入の予測など、多岐にわたる情報を関係部署に共有することができます。
検索母集団の設定
グラフを表示するためには、特許を検索して検索母集団を作成する必要があります。
検索母集団の設定方法は、以下2種類あります。
1.新規検索でマップ作成
新規に検索条件を作成して、マップ作成ができます。
ログインホーム画面またはサイドバーの「新規検索でマップ作成」を選択し、検索種別を選んで検索条件を作成します。
2.検索結果でマップ作成
Patentfieldで検索した検索結果を利用して、マップ作成ができます。
検索結果画面の「PFレポート」またはサイドバーの「検索結果でマップ作成」を選択すると、いまの検索結果を利用してマップ作成ができます。
マップ種別を選択
PFレポートでは、複数グラフを同時に表示ができます。マップ種別では、表示したいマップ種別を選択します。
マップ種別には、プリセットチャートとユーザーチャートがあります。
プリセットチャート
プリセットチャートは、Patentfieldによって予め設定されたマップを選択できます。
Patentfieldがこれまで提供してきたマップ可視化機能で蓄積したノウハウを活かして、13種類をラインナップしています。
ユーザーチャート
ユーザーチャートは、ユーザーが作成したマップを選択できます。
保存したユーザーチャートは、
作業グループに紐づいて保存されますのでご注意ください。
ユーザーチャートの作成方法は、下記の「ユーザーチャートの作成方法」をご参照ください。
ユーザーチャートの作成方法
マップ種別選択画面またはPFレポート結果画面の「新規チャート作成」を選択して、ユーザーチャートを作成します。
ユーザーチャートでは、集計項目・グラフ種別・集計条件設定などの詳細条件を指定マップを作成します。マップの作成方法の詳細は、
こちらの記事をご参照ください。
作成後は、保存名を設定後、「更新」をクリックすると保存ができます。
作成済みのユーザーチャートを編集したい場合は、鉛筆マークの編集ボタンを選択してください。
なお、ユーザーチャートは、検索結果画面の「設定保存」で保存したグラフも、ユーザーチャート一覧に表示されます。
PFレポートの保存
作成したPFレポートを保存して、呼び出しができます。
保存される内容は、検索母集団と選択した表示グラフをセットで保存されます。
PFレポート画面右上の「保存」を選択して、保存名を設定して保存します。
保存したPFレポートは、
作業グループに紐づいて保存されますのでご注意ください。
保存したPFレポートを呼び出す場合は、ログインホーム画面またはサイドバーの「保存レポート一覧」から、呼び出しができます。
PDFダウンロード
作成したPFレポートをPDF形式でダウンロードすることができます。
PFレポート画面右上の「PDFダウンロード」を選択すると、PDF形式で出力されます。